古代イラン世界 [完売いたしました]
監修 元東京大学東洋文化研究所文部技官 千代延惠正 季刊文化遺産第8号
1999年10月
イラン高原には先史時代から美しい彩文土器や形象土器、またルリスターン青銅器などを生んだ豊かな文化が花開いていた。歴史時代に入るとアカイメネス朝ペルシア帝国が当時の全世界を支配し、首都のスーサやペルセポリスには各支配地の様式を取り入れ綜合した大建造物や美しい美術品が創造され、当時の国際性を今に物語っている。本号ではこの古代イランの魅力を遺跡、考古・美術資料、文献を用いてさまざまな角度から紹介する。