しまね文化振興財団写真文化事業室では、写真を使って楽しむ・工夫する・発見することを目的に写真文化に関する情報や展覧会、講座などを開催しています。
コレクションの中心は、1993年に島根県に寄贈された並河萬里氏のフイルムです。そのほか、島根県内の昔の写真などを所蔵しています。これらのフイルムやプリントを保管・整理をしながら島根県内外で展示や貸出をしています。
写真は日常生活の中で、いまや欠かせないものとなっています。カメラの手軽さが写真のイメージを変えたからです。カメラ付き携帯電話で撮った写真は、距離に関わらず、瞬時にたくさんの仲間に情報をつたえることができます。コンパクトカメラはポケットに入るほど軽量で小型化されました。スピード感を持ってコミュニケーションを取れるところが支持を得たからです。また、写真は記録でもあります。瞬間を切りとることは証しになります。時を経ればそれは人生において貴重な歩みとなります。
写真というツールを使い、楽しく豊かな時間をつむぐ情報発信を積極的に行っていきたいと活動をしています。