文化の回廊 アフガニスタン
監修 早稲田大学名誉教授 長澤和俊 季刊文化遺産第14号
2002年10月
アフガニスタンはユーラシア大陸の中央にあって、シルクロードの中樞部を占め、南北をつなぐ道から見ても、その真中に位置している。そのため、ここは東西文化の交流の地となり、さまざまな文化が栄え、周辺に伝播した。そして有史以来、アレキサンダー大王やダリウス大王、チンギス・ハンやチムールなど、多くの征服者がさまざまの遺跡を残した。本書では太古から現代まで、アフガニスタンの歴史と文化を多くの写真・図版によりやさしく概観する。