アンダルシアの光と影−西方イスラーム文化の残照
監修 国立民族学博物館名誉教授 杉村棟 季刊文化遺産第19号
2005年4月
陽光溢れるスペイン南部アンダルシア地方の古都コルドバやグラナダには、711年から1492年までの約800年の間に西方イスラーム文化の頂点をきわめたアルハンブラ宮殿をはじめとする数々の建築遺構や遺物が残されていて、昔日の面影を今日に伝えている。本誌(号)では、アンダルシアの芸術・文化の魅力を最近の学界の状況をふまえつつ、各分野の専門家が解説している。