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イベント情報

東京藝術大学スーパークローン文化財展「最先端技術でよみがえるシルクロード−法隆寺・敦煌莫高窟・バーミヤン−」

2019.4.2

本展にて再現される作品は、2001年に破壊されたバーミヤン東大仏天井画、ドイツ探検隊が持ち帰り第二次世界大戦の戦火で失われたキジル石窟渡航者窟壁画、保存などのため一般公開が困難な敦煌莫高窟第57窟、火災により焼損した法隆寺金堂壁画など、その歴史的・芸術的価値が認められながらも、現在では見ることの出来ない作品ばかりです。
「スーパークローン文化財」は「保存」と「公開」を両立すべく、東京藝術大学で開札された芸術と科学の融合による高精度な再現(複製)です。最先端のデジタル技術と伝統的なアナログ技術を駆使し、科学では補えない人の手技や感性を取り入れることにより、文化的背景や精神性など、破壊や戦火でも失われることのない当時の人々の「こころ」や芸術のDNAを再現します。
また、会場では並河萬里撮影の写真を26点展示します。破壊される以前のバーミヤン大仏や石窟壁画やアフガニスタンの文化財、自然美溢れる写真作品で悠久のシルクロードに迫ります。この機会に是非ご覧ください。

会場:東北歴史博物館
会期:2019年4月19日(金)〜6月23日(日)
休館日:毎週月曜日(但し、4月29日・5月6日は開館、5月7日は閉館)
開館時間:午前9時30分〜午後5時(発券は午後4時30分まで)
観覧料:一般1,200円(前売1,000円) シルバー1,100円 小中高校生600円